免疫力や免疫この言葉をよく耳にしますよね。
乾燥する時期に突入し、インフルエンザといった感染症に気を向ける人も多いのではないでしょうか。
乾燥すればするほど、空気や湿度によってウィルスの生存率が上がります。
そのため、秋から冬にかけて期間は免疫力に着目するべき時期なのです。
食事や睡眠といった部分から変えるのもとても良いですが、今回は人間に元々備わっている免疫力を強化するといった点に着目していきたいと思います。
また、今回の記事では以下のポイントを押さえながら解説していきます。
・体温とは?
・体温が上がると免疫力が上がる?
そもそも体温って何?
体温は人間には必要不可欠な機能です。
人間は恒温動物でその場に適した体温に対応することができます。
健康な人はー30℃といった極寒の地でも生きることができるのです。
また、逆で温度の高い場所では最高40℃といった高温の場所でも生きることができます。
そして、体温は免疫系統にも深く関係しており、体温が低いと血流に影響ができます。
血流に影響が出てしまうと白血球の動きも活性化されず免疫力低下を招いてしまうのです。
また、体温に関しての記事を当サイトでも解説しています。
以下の記事も合わせてご覧ください。
実は・・・体温は免疫系統にも深い関係がある
冒頭でも解説させていただいた通り、体温は免疫系統に深い関わりがあります。
まず、前提として免疫とは外部から侵入してきた病原体から体を守ったりします。
そのほか、傷ついた組織を修復したり体全体を調整する機能のことです。
つまり、免疫力が低下すればインフルエンザや風邪といった感染症にかかりやすくなります。
一方で体温が高ければ免疫力も改善すると言われています。
体温が上がると言うことは血流が良くなることを意味しています。
人間の血液の中には白血球といった免疫細胞が含まれています。
免疫細胞は体内に侵入してきたウィルスや細菌を退治するために体全体を血液に紛れてパトロールしています。
血流が良ければ白血球の動きも活性化されると言われており、免疫力が高まっていくのです。
免疫を高めるには体温から!具体的に免疫力を高める方法5選
ここまで読んできて体温を上げる重要性についてわかっていただけたと思います。
では、具体的にどのように体温を上げれば良いのでしょうか。
ここからはそれぞれ詳しく解説していきたいと思います。
免疫力UP方法①:適度な運動で免疫力UP
体温低下の主な原因は筋力低下です。
筋力が低下すると、基礎代謝が低下します。
基礎代謝が低下すれば体温も自ずと低下してしまいます。
低体温の人は血流が良くなく、免疫力低下の傾向にもあるため適度な運動を心がけて基礎代謝を上げていきましょう。
免疫力UP方法②:白湯を飲んで体内から温かく
体温を上げる有名な方法です。
白湯(50℃前後)を飲むことによって内臓(胃)が温められて基礎代謝が向上します。
基礎代謝が上がることによって体温も上昇します。
最も手軽に行う体温上昇の方法です。
また、いつも冷たい水を飲む習慣がある人は内臓に負担をかけている可能性があります。
そのため、いつも飲む水を少し温かくするだけで体温上昇の効果があるのでおすすめです。
免疫力UP方法③:バランスの良い食事で免疫力UP
体温による免疫力向上を図るにはまず食生活にも目を向けましょう。
1日3食しっかりとバランスがとられた食事を心がけましょう。
食べて消化、吸収することで基礎代謝が上昇します。
しかし、注意が必要です。
バランスの良い食事(特に野菜)を摂れば良い問いわけではありません。
野菜の中でも体を冷やしてしまう野菜があります。
これらの野菜に注意しましょう。
逆に体を温める食材はニンニクやねぎといった辛味のある野菜です。
また、乳製品も腸内環境を整えて免疫力を向上させるので積極的に摂取しましょう。
免疫力UP方法④:全身入浴で体の芯から温める
日頃シャワーだけで生活している人も多いのではないでしょうか。
入浴は体を芯から温めることができるためおすすめです。
40℃前後のお湯に10分程度浸かることが重要です。
たったこれだけで体温は1℃も上昇することが期待されています。
体温は1℃上昇するだけで5〜6倍も免疫力が上がると言われているのです。
その逆に1℃下がるだけで免疫力は30%も低下する報告されているのです。
免疫力UP方法⑤:カイロや厚着で直接体を温める
実は物理的に温めることもおすすめです。
カイロや厚着を施すことで、基礎代謝はアップします。
貼るカイロでお腹を温めたりするだけで内臓が温まるので、基礎代謝がアップするのです。
下半身を温めることもおすすめです。
また、第二の心臓と言われているふくらはぎを温めると体全体の血流が改善するとも言われているのです。
乾燥の時期だからこそ免疫力に目を向けてみよう
免疫に関しては1年中言えることですが、特に乾燥の時期は注意です。
乾燥時期になるとさまざまな病原菌が活発になります。
この病原菌からできる限り体を守るには対策の他に体にそもそも備わっている免疫力を最大限に活用させることが重要です。
体を鍛えて病原菌から体を守っていきましょう。
記事監修
令和の虎/虎共同開発フジコツー/FUJI-KOブランド/腰痛2800万人を減らしたい/Amazon著書7冊/3度クラファン成功/デジハリ大学院ヘルスケアアワード特別賞/元プロ格闘家