心と体は繋がっている。
こんな言葉を最近よく耳にしませんか?
もちろんスピリチュアル的な意味ではなく、健康的な意味です。
現代人は仕事やプライベートで常に疲れている状態です。
睡眠時間も減り、なかなかゆっくりと過ごすことができなくなってしまっている方も多いのではないでしょうか。
実は心が疲れると体も自ずと疲れてきます。
逆に、体の疲労が溜まれは心も不安定になってしまいます。
みなさんが思っている以上に心と体は繋がっており、どちらかに大きな影響があるとどちらにも作用してしまうのです。
そこで、今回の記事では心と体の話をしていきたいと思います。
今回の記事では以下のポイントにフォーカスしながら解説していきます。
・心と体は本当に繋がっているの??
・どちらかが疲れると両方疲れるのはなぜ?
心と体は本当に繋がってる!?真相について迫る!
繋がっていると当サイトでも何度か解説していますが、実際はどうなのでしょうか。
ここからはそれらの真相について迫っていきたいと思います。
フィンランドのアルート大学の研究を紹介
みなさんは人前に出た時や恥ずかしい思いをした時に耳が赤くなることはありませんか?
また、幸せを感じた時や感動した時に体が熱くなるといった現象に合ったことがある方もいると思います。
これは感情が体に対して身体感覚として表している感覚です。
これについて詳しく調査した研究チームがフィンランドのアルート大学です。
700人を対象に驚きと憂鬱の感情を得た時の身体感覚を計測しました。
結果的に人種を問わず恐怖や不安、怒りを手のひらで感じるということがわかりました。
人は自分の命を脅かす状況になると体がそれを避けようとするため上記のような感情が体に現れるのです。
こちらの画像は心と体の強いつながりを表すものとして有名な画像なのです。
この調査を行ったヌメンマー博士は「感情は心に生じるだけではなく、身体感覚として現れる」といったコメントを残しています。
参考:Prevention
画像出典:Women’s Health SHOP
どちらかが疲れると両方疲れるのはなぜ?
人間の脳は心と体の両方に関与しています。
頭には島皮質(トウヒシツ)と呼ばれる領域があります。
この部分は以下のように役割を果たしています。
- 味覚
- 嗅覚
- 痛覚
- 報酬
- 社会的痛み
- 情動
- 社会的情動
- 共感
- 内臓覚
また自己意識にまで関係しているという仮説があります。
この部分は心と体を繋ぐ部分と言われています。
そして、島皮質(トウヒシツ)は広いネットワークを持っており、機能も豊富です。
体の状態の意識下から運動、認知、意思決定、知覚といった人間の多くの機能に関与しているのです。
つまり、肉体的疲労が溜まり過ぎれば心にも影響を及ぼすのです。
その反対に精神的な疲れが強過ぎれば肉体的な疲れに影響していくのです。
生活習慣や運動習慣も影響します!
これらの疲れを取るにはどうすれば良いのか
こべりついた疲れを取るには適切な休息が大切です。
ここからはなかなか取れない疲労を取り除く方法をご紹介していきます。
適度な運動習慣を心がける
適度な運動は体の血液循環を改善させます。
デスクワークが増えている現代ですが、同じ姿勢を続けると血液循環が滞ります。
在宅でお仕事をされている方は家の周りを歩き回ったり、軽くジョギングをしたり体を動かす習慣を取り入れましょう。
当サイトではストレッチで疲れを取る方法についても解説しております。
そちらも合わせてご覧ください。
暖かいお湯にゆっくり浸かる
あまりの忙しさからシャワーだけで完結させている方も多いと思います。
疲れを取るには湯船にゆっくり浸かり血行を促進させる必要があります。
入浴はリラックス効果があり、副交感神経が優位に働きます。
結果的に質の良い睡眠につながっていくのです。
食べるものを考える
こちらも同様、忙しいからファストフードや外食で済ませている方も多いのではないでしょうか。
特定のものを食べたからといった疲れが取れるわけではありません。
クエン酸がその代表例です。
何かを食べたからといって絶対に疲れが取れるわけではないのです。
一番大切なことは栄養バランスが取れた食事をとることで、炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルといった重要な栄養素を積極的に取るようにしていきましょう。
疲労による発熱はかなりの危険信号!
疲労が極限まで溜まりすぎると発熱を招く可能性があります。
活性酵素が細胞を木津つけるため免疫細胞を放出する物質が脳に疲れを感じさせるのです。
疲労は肉体的疲労と精神的疲労に分けられます。
しかし、これらは別々の問題ではなくそれらが同時に起こる、もしくは片方が原因で両方が引き起こされる可能性があるということも覚えておきましょう。
記事監修
令和の虎/虎共同開発フジコツー/FUJI-KOブランド/腰痛2800万人を減らしたい/Amazon著書7冊/3度クラファン成功/デジハリ大学院ヘルスケアアワード特別賞/元プロ格闘家