ストレス社会と呼ばれる現代において、仕事やプライベートで強い負担を抱えている方も多いのではないでしょうか。
これらは単なる心理的な負担ではないということをご存知ですか?
極度のストレスを感じすぎることによって人間は身体にも影響を及ぼす可能性があるのです。
そこで、今回の記事ではストレスに着目し、以下の点にフォーカスしながら解説していきたいと思います。
ストレスとは?
極度のストレスを受けすぎると人間はどうなる?
生活習慣病へ発展する可能性がある
一般的なストレスの定義から確認!
厚生労働省によって以下のように定義されています。
ストレスとは、外部から刺激を受けた時に生じる緊張状態のこと。
外部刺激には天候や騒音といった環境的要因。病気や睡眠不足といった身体的要因。
不安や悩みなどの心理的要因。人間関係がうまくいかない、仕事が忙しいなどの社会的要因
ストレスは上記のように厚生労働省によって定義されています。
もちろん、人によってストレスの要因などは変わります。
現在進行形で、ストレスを感じているという方は、これらの要因に当てはめてみてください。
ストレス要因によって引き起こされるストレス反応
人間はストレスの要因別で発生するストレス反応があります。
以下の表はそのストレス反応についてまとめています。
反応 | |
身体的反応 | 便秘・下痢・肩こり・頭痛・眩暈・息切れなど |
行動的反応 | お酒の量が増える・タバコの本数が増える・過食による肥満・欠勤増加・ミス増加・浪費・注意不足による事故など |
心理的反応 | 集中雨力の低下・忘れっぽくなる・起こりやすくなる・自信がなくなる・イライラ・気力低下など |
嬉しい出来事もストレスにつながることもあるということを覚えておこう!
極度のストレスを受けすぎると人間はどうなってしまうのか?
私たち人間はストレスを受けすぎることによってさまざまな病気や健康的不調を引き起こす可能性があります。
ここからは、人間が極度に追い込まれることによって引き起こされる病気や不調についてご紹介していきたいと思います。
ストレスによって引き起こされる可能性がある病気
多くの方が「ストレス=心理的負担」と考えがちです。
間違えではありませんが、心理的負担を受けすぎると身体的な影響に繋がります。
これらによって引き起こされる病気は以下のとおりです。
- うつ病
- パニック障害
- アルコール依存
- 高血圧
- PTSDやASD
- 気管支炎
- 肥満
- 過敏性腸症候群
- 胃潰瘍
- 自律神経失調症
- 十二指腸潰瘍
- 心臓病
- 脳卒中
- 頭痛
心理的を受けすぎることによってこのような影響を受けてしまうのです。
このような状態になる前に対処することが大切です。
ストレスと生活習慣病は密接な関係にある
生活習慣病は近年になり問題視されるようになりました。
生活習慣病は別名成人病とも言われています。
脳卒中やがん、心臓病などを引き起こす可能性があります。
実はストレスが原因で生活習慣病を引き起こすとも言われているのです。
溜まりに溜まった行動が飲酒や喫煙、過食につながり高血圧、肥満を引き起こすのです。
このように生活習慣病を患うことによって糖尿病に発展したり一生背負うレベルの病気を発症することがあるのです。
有酸素運動で心をリラックスさせてあげよう!
生活習慣病やストレスは定期的な運動である程度は解消させることができます。
ジョギングやサイクリング、ウォーキングといった酸素を体内に取り込む長時間運動がオス末です。
これらの運動を行うことで、心をリラックスさせ落ち着かせることができます。
仕事漬けの日が続いている方は気分転換にもなります。
大自然のもとで行うと、視覚聴覚嗅覚といった人間の語感を刺激することができます。
結果的に縛られている心の鎖が解け解消につながる可能性が高くなるのです。
当サイトでも運動についての記事を数多く執筆していますので、そちらも併せてご覧ください。
定期的な運動と休息をとりストレス発散を心がけよう
人は十分な休息が重要です。
睡眠不足が続けば人は心が不安定になりやすいです。
そのため、睡眠時間をしっかり確保しリラックスする時間を作ってあげる必要があります。
また、健康的な生活を心がけたい方は定期的な運動を行いストレスを発散させてあげましょう。
まれに自覚症状がない場合もあり、気づかないうちに取り返しのつかないレベルまで落ち込んでしまうことがあります。
このような状態になる前に、自分自身の体調に目をむけ十分な睡眠と休息、ストレス発散を行うようにしていきましょう。
記事監修
令和の虎/虎共同開発フジコツー/FUJI-KOブランド/腰痛2800万人を減らしたい/Amazon著書7冊/3度クラファン成功/デジハリ大学院ヘルスケアアワード特別賞/元プロ格闘家