疲れが溜まってなかなか取れないと感じている方もいるのではないでしょうか?
寝ても寝ても日頃の疲れが取れず、四苦八苦している方もいると思います。
今回の記事では、そのしつこくてなかなか取れない疲れについて着目し、以下のポイントを押さえながら解説していきたいと思います。
・あなたの疲れがなかなか取れない理由
・疲労が心と体に与える影響
・効率的な疲労回復を図るには?
そもそも疲れ・疲労とは?
まず、疲れや疲労の定義についてから知っておきましょう。
あなたのその疲れがなかなか取れないのは〇〇だから・・・
人間が生きていくには休息は必ず必要です。
休息を取れずに体の脳が常にフル稼働していればいずれ不調をきたし人間は稼働が不可能になります。
実は疲労はそれらの以上を教えてくれる重要な機能です。
疲労は休息を取ることによって回復を見込むことができます。
しかし、年齢や活動量によっては完全に疲れを取ることができなくなり慢性化してしまうことがあります。
疲労感が全く解消されない方は、自分が知らないうちに疲労が慢性化しているかもしれません。
疲労が回復しない原因としては、以下のポイントが挙げられます。
- 体調や精神状態が良くない
- 日常の生活習慣が大きく関わっている(寝る時間が遅い・そもそも寝れていない等)
- ストレスや精神的疲労を大きく抱えている
実は疲労は2種類ある!
知っている方も少ないかもしれませんが疲労は「末梢疲労」と「中枢性疲労」の2種類があります。
ここからはそれぞれ細かく解説していきたいと思いますので、気になる方は是非最後まで見てみてください。
末梢疲労(まっしょうひろう)
この疲労は筋肉疲労や眼精疲労などが含まれます。
末梢疲労は脳以外の部分が原因となって発生する疲労を指しています。
人間が働き続けることによって倦怠感や重だるさを感じる疲労です。
この場合は筋肉自体が疲労を感じているため、ゆっくり休息を取ることで回復することが可能です。
中枢性疲労(ちゅうすうせいひろう)
この疲労は脳が緊張状態によって発生する疲労です。
脳が長時間緊張状態にいるため、体の調整機能がうまく機能しなくなってしまっているのです。
中枢性疲労が長時間続くのは非常に危険です。
認知機能が停滞してしまったり、脳機能の障害を招くことがあります。
病気が原因しているものもあれば、生理的なものもあるので症状をよう確認しておきましょう。
病気が原因していない疲労です。
過労やストレス、食生活の乱れ、睡眠不足、運動不足など
生活習慣の乱れが原因の疲労です。
■精神疲労
心が原因している疲労です。
精神的疲労で心が通常のように機能していないことを指しています。
人によっては無気力、無関心、神経過敏、不安などの症状が現れます。
■病的疲労
名前の通り病気が原因している疲労です。
基本的に疲労を招いている病気を完治しなければ治ることありません。
倦怠感や重だるさを継続、もしくは悪化の可能性があります。
慢性的な疲労が心と体に与える影響
疲労は体に対しての危険信号の一つです。
これをほったらかしにしてしまうと、悪影響を及ぼす可能性があります。
ここからは、疲労が心と体に与える影響について考えていきましょう。
疲れが体に与える悪影響
実はだるさや体の痛みのほかに疲れはさまざまな不調を招きます。
疲れが原因による不眠や動悸、呼吸困難、耳鳴り、味覚聴覚の異常などが現れる可能性があります。
疲労を長期間蓄積させると、なかなか取れなくなり「蓄積疲労」と呼ばれる状態に陥ることもあります。
また、最悪の場合自律神経失調症になる可能性もあります。
疲れが精神に与える悪影響
疲労は体に対してのみならず精神にも悪影響を与えます。
普段温厚な人が怒りっぽくなってしまったり、忘れ癖、もしくは普段しないようなミスをしてしまう。
このような状況に陥ることがあります。
これらの症状を経験することにより、次第に自信をなくしてしまいうつ病まで発展する可能性もあるのです。
疲労は疲れを体に残すのみならず、場合によっては重度の悪影響を体に残す可能性もあるのです。
その状態に陥る前に疲労を自覚し休息を取るようにしていきましょう。
疲労を効率的に取る方法をマスターしよう!
自身の疲れを把握してあげるだけで、疲れに対しての対処法がわかるようになります。
当サイトではストレッチで効率的に疲労回復を図る方法をご紹介しています。
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実際に疲れている方も多いと思いますので、ストレッチを参考に効率的に疲労回復を測ってみてください。
記事監修
令和の虎/虎共同開発フジコツー/FUJI-KOブランド/腰痛2800万人を減らしたい/Amazon著書7冊/3度クラファン成功/デジハリ大学院ヘルスケアアワード特別賞/元プロ格闘家