セルフケアといった言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
常に疲れとストレスと闘っている日本人は気づかないうちに体を壊してしまいます。
壊れないうちに自身の不調を感じとり改善していく必要があります。
そこで、今回の記事ではセルフケアに重点をおいて解説していきます。
今回の記事を読んで以下のポイントをおさえることができます。
・セルフケアの重要性
・具体的なセルフケアの方法
セルフケアとは?
厚生労働省では以下のようにセルフケアが定義されています。
労働者の心の健康保持増進のための指針
引用:厚生労働省
としてセルフケアは定義されています。
労働者でなくても、日本で生きている人たちが健康でいるためにセルフケアに向き合い体の健康状態を向上させていくことが大切です。
自分自身の体と真剣に向き合っている方も少ないのではないでしょうか。
セルフケアの重要性
セルフケアは健康を増進し病気の予防、健康維持といった個人や家族、集団を手助けするものとWHOでは定義されています。
年間を通して個人は1時間未満医療と向き合う時間がありますが、セルフケアでは8,700時間以上費やしているというデータがあります。
セルフケアを行うことで個人的な健康管理を積極的に行うことになりますし、自身の自己決定や自己効力、自主性といった健康に向き合う力をつけることができます。
具体的なセルフケア方法4選
セルフケア方法は種類があります。
ここからはそれぞれ4つ具体的にご紹介していきますので取り入れられそうなものがありましたら、自身の生活の1つに取り入れてみてください。
十分な休息をとり、よく眠る
人間が常に100%の力を出し続けることはできません。
しかし、できる限り100%の力に近づけるには休む時に休み十分な睡眠をとることが大切です。
十分な休息を取るには、仕事ややらなければいけないことなどを忘れ、無の状態になることをお勧めします。
また、飲むものにも気を使いましょう。
カフェインは人間の睡眠の妨げになりますので、睡眠する前は避けましょう。
お酒も同様で、適量の場合問題ありませんが大量の場合は睡眠中に分解が始まり眠りにつけないといった状態が体の中で起こってしまいます。
このように、人間は十分な休息をとっているつもりでも、食べるものや飲むものによってはその妨げになってしまっている可能性もあるということを忘れないようにしましょう。
趣味を十分に楽しむ
好きなことを楽しむのはメンタルヘルスケアに通じています。
趣味や自分の好きなことに没頭することでストレスを発散することができます。
結果的に自己肯定感を高めることにも繋がり、より良い対人関係の構築にもつながることがわかっています。
適度な運動を行う
運動は体の活性化だけではなく、人間のメンタルの部分にも良い方向に効果を発揮します。
また、面白い報告もあります適度に運動を行うと、人間は不安を不安と感じにくくなると報告されています。
運動は習慣的に1日数回ほど行うことでこのような効果が現れると言われているのでぜひ試してみてください。
思いっきり笑おう!
現代人は笑うことを忘れています。
笑うことで体の中にあるナチュラルキラー細胞が活性化し、免疫力向上につながります。
さらに、笑うことで、脳内ホルモンのエンドルフィンが分泌され幸福感を感じたり高揚感を感じることができます。
ストレスを感じている人は笑うことを忘れてしまっています。
最近笑っていないと感じている方は笑える映画や動画を見て思いっきり笑ってみましょう!
セルフケアの推進は進んできている
セルフケアについての認識は仕事の場でも推進が進んできています。
セミナーの開催や情報提供。さらには相談体制の整備などセルフケアに対する意識も増えつつあります。
セルフケアは現代において重要なポイントであり、誰もが取り組むべき活動です。
ストレスや不安を過度に抱えていると人間はいずれ壊れてしまいます。
そうならないためにも早めに自分の健康状態に気づき対処しておく必要があります。
抱え込まず自身の状態をよく考え活動していきましょう。
そのためにも今回紹介したセルフケア方法もぜひ実践してみてください。
記事監修
令和の虎/虎共同開発フジコツー/FUJI-KOブランド/腰痛2800万人を減らしたい/Amazon著書7冊/3度クラファン成功/デジハリ大学院ヘルスケアアワード特別賞/元プロ格闘家