人間の体にはタンパク質が必須でタンパク質を摂取しなければ筋肉は育ちません。
さらに、不足してしまうと集中力低下や基礎代謝の低下といった影響が出ます。
今回の記事では、タンパク質(プロテイン)に重点を置いて解説していきたいと思います。
この記事では以下のポイントを押さえて解説していきます。
・タンパク質の重要性
・タンパク質不足による影響
日本人はプロテインが不足している民族
日本人は世界的にみてもタンパク質が不足している民族と言われています。
さらに、現代になり摂取量はどんどん下がってきています。
2016年には1日あたり75g程度と減少しています。
この数字は戦後の日本と同じ水準で、いかに日本人の摂取量が足りていないかがわかりますね。
摂取量が減ってきている理由
世界では食生活も豊かになるはずだがなぜ不足しているのでしょうか。
それは現代人は食べないという選択肢を取る人が多くなってきているからです。
ダイエット思考を持つ方も多く意識的に食事量を減らす人も増えています。
また、食事の内容も影響しているのです。
肉類の摂取が増え魚介の摂取量が減ったことも原因の一つです。
肉はタンパク質を豊富に含んでいますが、脂質が多いためバランスが悪いのです。
このように、食事の内容でタンパク質摂取量が減ったという考え方も間違えではありません。
タンパク質が不足するとさまざまな影響が発生する
タンパク質は人間が生きるために絶対に必要な栄養素です。
不足すれば筋肉量が落ち、肥満になりやすい体質になります。
また、脳にも必要な栄養素で不足すれば情報伝達が正常に行われず集中力の低下につながります。
さらに、タンパク質不足は免疫力にも影響すると言われており、体内の水分とタンパク質量のバランスが崩れると、免疫システムに重要な支障をきたす可能性もあると言われているのです。
タンパク質を効率よく摂取するにはプロテイン!
タンパク質を食事だけで摂取しようとするのは難しいです。
そこで重宝されるのがプロテインです。
プロテインは粉末を水や牛乳で溶かして摂取します。
飲むだけで決まったタンパク質量を摂取することができるため、食事量が不足し十分なタンパク質を摂取できない方にはおすすめの摂取方法です。
1日に必要なタンパク質量を知ろう
1日に必要なタンパク質量はその人の体重や身長、活動量によって大きく異なります。
まず、自分の必要なタンパク質量を表(*1)から見てみましょう。
20歳の方の1日に必要な摂取量は65gで1日の摂取量です。
こちらの表は年齢から算出しているものなので、1日の活動量や生活スタイルに合わせてタンパク質摂取の量を決定していきましょう。
筋肉を育てるにはタンパク質(プロテイン)は必須!
タンパク質は筋肉を育てる栄養素です。
実はタンパク質は筋肉を育てるだけではなく骨や血液の材料にもなる重要な栄養素なのです。
人間が体を動かす上で筋肉は必要で、筋肉を鍛えなければどんどん衰えてしまいます。
筋肉は運動などに刺激により分解されます。
分解された後に筋肉がタンパク質を吸収し合成することで大きく強くなっていくのです。
このようなプロセスを得て筋肉は成長し強度を増していくのです。
タンパク質が不足してしまうと、必然的に筋肉は育たず衰え将来的に歩くこともできなくなってしまうかもしれません。
人間がいつまでも元気で健康的に生きていくには、筋肉を鍛えタンパク質を摂取する必要があるのです。
【注意】飲むだけでは筋肉はつかない!
プロテインを飲むだけで筋肉がつくと勘違いしている方も多いですが、プロテインを摂取しただけで筋肉が増えることはありません。
しかし、プロテインにはビタミンやアミノ酸といったさまざまな栄養素が一緒に含まれている製品も多いため、飲まないよりも飲んだほうが良いという結論です。
生活にプロテインを取り入れ効率的で健康的に!
いかにタンパク質が人間に必要で欠かすことのできない成分ということがわかっていただけましたか?
タンパク質は人間の体内で重要な役割を果たしに、私たちの健康を支えてくれます。
日頃からタンパク質を積極的に摂取し、健康的な体に近づけていきましょう。
記事監修
令和の虎/虎共同開発フジコツー/FUJI-KOブランド/腰痛2800万人を減らしたい/Amazon著書7冊/3度クラファン成功/デジハリ大学院ヘルスケアアワード特別賞/元プロ格闘家