筋肉柔軟性って?筋肉をしなやかに強くする重要性について

筋肉柔軟性って?筋肉をしなやかに強くする重要性について

筋肉柔軟性といった言葉をご存知ですか?

まず、人間の体には全部で640個の筋肉があります。

その筋肉は206個の骨に付き伸び縮みすること体は動いています。

筋肉の伸び縮みは重要で、筋肉が固ければ硬いほど動かなくなってしまうのです。

筋肉が硬くなってしまうと、怪我や血液循環にも影響し、むくみや冷え、腰痛といった症状を引き起こします。

そんな体に大きく影響する筋肉柔軟性について詳しく解説していきたいと思います。

今回の記事を読むことで、以下のようなポイントを押さえることができます。

・筋肉柔軟性について

・柔軟性には2つの種類がある。「静的柔軟性」「動的柔軟性」

・筋肉柔軟性が悪いことで起こりうる障害

筋肉柔軟性とは?

今回の本題である筋肉柔軟性について解説していきます。

筋肉柔軟性は体力の1要素と言われており、筋肉と腱が伸びる能力のことを指しています。

筋肉柔軟性は体の動きをしなやかにスムーズにするだけではなく、怪我や病気を予防する能力もあると言われているのです。

そんな筋肉柔軟性ですが、大きく二つに分けて種類があります。

筋肉柔軟性には「静的柔軟性」と「動的柔軟性」がある

先ほど解説した通り筋肉柔軟性は体の動きを司る大切な1要素です。

そんな筋肉柔軟性には2つほど種類があるのです。

ここからはその2つの柔軟性について詳しく解説していきたいと思います。

静的柔軟性とは?

静的柔軟性は関節可動域と表しており、体の柔らかさそのものを表しています。

つまり、静的柔軟性は関節の動く範囲やその可動域を維持することを指しています。

世間的に体が柔らかいと言われる際は「静的柔軟性」のことを意味しています。

長座体前屈や開脚など体が柔らかい状態のことを静的柔軟性として分類されるので覚えておきましょう。

動的柔軟性とは?

動的柔軟性は体の動きのしなやかさと動きやすさを指しています。

体の動きで求められるのは体の柔らかさです。

つまり動的柔軟性とは関節の可動域の中でコントロールすることができる可動性や筋肉のパワー(筋力や強さ)に分類されます。

動的柔軟性を高めることは体の機能を向上させることもできますし、使える体を作ることにもつながります。

わかりやすく例えると、ラジオ体操やウォーミングアップなどが例として挙げられます。

筋肉柔軟性が悪いことで起こりうる障害

筋肉が硬く凝り固まってしまったり、硬ってしまうと運動時の怪我リスクを上げることにもなります。

それに加え、体の血液循環にも影響してしまいます。

血液循環が悪化することで、体にむくみと冷えが発生します。

さらに、固まることで動きが鈍くなるため基礎代謝が下がってしまい、肥満にもつながります。

また、疲労が蓄積してしまい腰痛や肩こりにつながり、最悪の場合心筋梗塞や動脈硬化にもつながってしまうのです。

硬さには硬化と緊張がある

筋肉が硬くなる時は硬化と緊張という種類があります。

種類

概要

硬化 運動不足や同じ姿勢をとることで筋肉が固まる状態
緊張 疲労や痛みで筋肉に力が入ってしまう状態

このように、筋肉の固まり方には種類があり、体の状態によって大きく異なるのです。

筋肉をほぐし柔軟性を上げるとうつ病が改善!

筋肉柔軟性を上げることでうつ病の改善にもつながると言われているのです。

また、うつ病は睡眠障害や食欲の低下、吐き気や眩暈といった様々な症状が発生します。

実はうつ病の人にはとある特徴があります。

うつ病の人は身体中の筋肉が日常的に緊張しており、頭や首、肩などが凝り固まってしまっています。

簡単なストレッチや運動を行うことで、リラックス状態になることが明らかになっているのです。

特に30分程度の運動や全身ストレッチを行うことで、前頭葉のα波脳波が発生し、リラックス状態になることがわかっているので、動的ストレッチや静的ストレッチを30分かけてやってみましょう。

まとめ

筋肉柔軟性について解説してきましたが、重要性について理解していただけましたか?

正直、体が硬くても日常生活に支障ないでしょ!と思っている方も多いと思います。

しかし、筋肉柔軟性は身体中に影響すると考えられており、非常に重要な要素なのです。

最後にストレッチの動画をご紹介させていただきましたので一度ぜひ試してみてください!

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