ストレッチは大事。1度は聞いたことはありませんか?
また、「休んでも休んでも取れない疲れ」こんな悩みに侵されている人はいないでしょうか。
実はただ睡眠をとっただけでは取れない疲れがるということをみなさんはご存知ですか?
体のメンテナンス(ストレッチ)を行うことで、体の回復力が改善され効率的に疲労を回復することができます。
そこで今回は以下のポイントを押さえながら解説していきたいと思います。
・ストレッチの疲労回復効果
・疲労をとるストレッチ方法4選
・ストレッチの適切なタイミング
疲労回復効果には2種類ある!
ストレッチによる疲労回復効果は2種類あります。
1つ目「肉体的な回復」
2つ目「精神的な回復」
です。
ココアらはそれぞれ2種類について効果を踏まえ詳しく解説していきます。
ストレッチで肉体的な回復を図れる理由
なぜ、ストレッチを行うことで肉体的な疲労回復が見込めるのでしょうか。
それは、疲労物質の排出がストレッチにより効率的になるからです。
体がだるく重く感じる時は、筋肉が硬くなってしまうことが原因といわれています。
また、立ち仕事やデスクワーク、在宅ワークなど同じ姿勢を続ける習慣がついている方は筋肉が硬く凝り固まってしまっています。
硬く凝り固まることで、血液循環が悪化してしまい、全身への酸素供給と栄養供給が行き渡りません。
そんな時に、ストレッチを行うことで、長時間固まってしまった筋肉をほぐし血液循環を促すことができるのです。
血流が改善すれば、疲労物質が効率的に排出されるので肉体的回復につながっていくのです。
ストレッチで精神的な回復を図れる理由
筋肉が硬直してしまうと血液循環だけに影響するのではなく、神経にも影響するといわれています。
長時間固まった筋肉を伸ばしてあげることで、副交感神経が優位に働くといわれています。
副交感神経は、体をリラックスさせるために働かせる神経です。
ストレッチを行うことで、副交感神経が優位に働き血圧や心拍数が安定します。
これが主な原因で精神的にリラックスすることができるのです。
寝る前にストレッチなどを行うことで、血圧や心拍数が安定し質の良い睡眠をとることができるのでおすすめです。
また、筋肉の柔軟性も重要になります。
筋肉柔軟性につきましては当サイトでも解説しておりますので、そちらも合わせてご覧ください。
疲労(心身)が取れる魔法のストレッチ方法4選+α
疲労が嘘のように取れやすくなる魔法のストレッチについて紹介したいと思います。
毎日適切なタイミングを見てストレッチを行うようにしてみましょう。
仰向け背伸びストレッチ
仰向け背伸びストレッチは寝転びながら行う簡単なストレッチです。
①:仰向けに寝転びます
②:腕をあげバンザイのポーズになります
③:手と足を思いっきり伸ばします
④:③の状態を10〜15秒ほどキープ
⑤:このサイクルを3〜5回ほど繰り返しましょう。
お尻ストレッチ
お尻は人間の体の中で最も大きい筋肉の1つです。
この筋肉をストレッチでほぐし血行を良くしていきましょう。
①:仰向けに寝転びます
②:左足か右足のどちらかの足を反対の足の膝の上に乗せます。
③:膝に乗せた足を反対側の手で掴み、掴んだ手の方に倒します。
(例:左足を膝に乗せた場合、右手で掴み右側に倒します)
④:③の状態を15〜30秒ほどキープ
股関節ストレッチ
股関節は血流を改善させるストレッチです。
歩く回数が多い方は股関節付近に疲れが溜まりがちで、その疲れをとる効果が期待できるストレッチです。
①:床に座ります
②:座ったら両足の裏を合わせます。
③:息を吐きながら体を前に倒していきます。
④:③の状態を20〜30秒ほどキープ
ハムストリングをストレッチ
ハムストリングもお尻同様大きな筋肉の1つです。
血行を改善させて疲労効果を最大限に発揮させられるかもしれません。
①:仰向けに寝転びます
②:寝転んだら両膝を立てます。
③:両手で左右どちらかの足首を掴み上方向に持ち上げます。
④:太ももの裏側が伸びた状態を10秒〜20秒キープ
⑤:左右同じ回数実施します。
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ストレッチの実施は入浴後や就寝前が最適!
疲労を効率よくとるストレッチ方法は「入浴後」か「就寝前」です。
ここからはなぜその時間帯をおすすめするのかを解説していきたいと思います。
入浴後にストレッチをおすすめする理由
実は、お風呂に入った後は体が芯から温まっており、筋肉がほぐれている状態だからです。
入浴し体温が上昇することによって血流が促進します。
血流が促進されることにより筋肉がほぐれ、効率的なストレッチ効果が期待できるのです。
就寝前にストレッチをおすすめする理由
ストレッチには快眠効果があるとされています。
なぜ、就寝前のストレッチは快眠効果があるのでしょうか。
それは、就寝前にストレッチを行うことで、リラックス効果を最大限に感じ質の良い睡眠に導くことができます。
ですので、寝る前に軽くストレッチを行い、筋肉をほぐしてあげると良いでしょう。
また、ストレッチを就寝前に行うと自律神経が副交感神経に切り替わるため、副交感神経を活発に働かせることがでいます。
副交感神経が活発になることで、深い睡眠をとることができ疲労回復が効率的になっていきます。
ストレッチで効率よく回復していこう!
いかがでしたでしょうか。
実際に日常に取り入れている方も少なくはないと思いますが、行うことによってどのような影響が体に与えられるのかについて知っている方も少ないと思います。
ストレッチで血流を改善させ体に溜まった老廃物を排出してあげることで、体はより回復しやすくなります。
肉体的にも精神的に疲れている方はぜひ実践してみてください。
記事監修
令和の虎/虎共同開発フジコツー/FUJI-KOブランド/腰痛2800万人を減らしたい/Amazon著書7冊/3度クラファン成功/デジハリ大学院ヘルスケアアワード特別賞/元プロ格闘家