肉体運動と聞いて何を想像しますか?
多くの人は、体を動かす運動だと思います。
健康的な生活を送る上で肉体運動は欠かすことができません。
逆に肉体運動をサボってしまうと、筋肉などの衰えが加速し、将来的に不自由な生活を余儀なくされる可能性があるのです。
今回の記事では、肉体運動にフォーカスし以下のポイントを押さえながら解説していきたいと思います。
・肉体運動をサボると筋力が低下する?
・サボるとどうなる?
・肉体運動(筋力低下)によってよって引き起こる疾患
肉体運動をサボると筋力低下を招く
人間の体には約600個ほどの筋肉があります。
立ったり座ったり、歩ったりする際に筋肉は活用されます。
このような筋肉は人間が生きていく上で重要な役割を果たす筋肉ということは皆さんはもうご存知だと思います。
肉体運動をサボると、筋力低下を招く可能性があります。
筋力が低下すれば、人間が今までできていた歩く座るといった行動が不可能になってしまうのです。
当サイトでも筋力低下の記事を公開していますので、そちらも併せてご覧ください。
肉体運動をサボると将来的に〇〇を発症する!?
肉体運動を行わずに筋力がどんどん低下すると、以下のような症状が現れ始めます。
- よく転ぶ
- 手をついて立つようになる
- ペットボトルが開けられなくなった
- 猫背が楽に感じる
- 足がすぐに浮腫む
- 立ちっぱなしが辛い
- すぐに疲れやすくなった
上記の症状を頻繁に感じる場合、筋力低下が進んできている可能性があります。
転倒などは自分の不注意だと見落としてしまうことがありますので注意する必要があります。
このように、肉体運動を行わずにいると上記のような症状がよく現れます。
見ていただくとわかる通り、自分の不注意だと見逃してしまう症状がほとんどなのです。
今一度自身の生活を見直して筋力が不足していないか確認する必要があると言えるでしょう。
ここからは、筋力低下によって発症する疾患について解説していきたいと思います。
加齢に伴って筋肉量が低下する「サルコペニア」
サルコペニアは病気ではなく、現象の名前を指しています。
年を重ねるごとにどんどん筋肉が減っていってしまうのです。
人間は加齢によってどうしても衰えがどんどん進みます。
日頃のトレーニングなどによって、ある程度は食い止めることができます。
しかし、若い時のように筋肉もつきづらいですし、怪我もしやすくなっています。
若い時は筋肉の合成と分解のバランスが適切に保たれています。
しかし、年齢を重ねると運動量が若い時に比べると格段に減ります。
それに伴い食欲もなくなり栄養の補給も間に合わなくなってしまうのです。
結果的に筋肉の合成機能が低下してしまい、立ち上がりや歩くことが難しくなってしまうのです。
エスカレーターを使わないで階段を使ったりなど小さな積み重ねが大切です!
指定難病の一つ「筋萎縮性側索硬化症」
筋萎縮性側索硬化症は指定難病の一つです。
この病気は運動神経が異常を起こし、筋肉が減少してしまう病気です。
筋肉が徐々に減少していくため、体を動かすことが次第にできなくなってしまいます。
いずれ、手足の筋肉にも影響が出て、ペットボトルが開けられない、立ち上がることができないなどの日常生活に支障をきたす症状が出てきてしまうのです。
また、進行が進んでしまうと顔の筋肉にも影響を出すので会話さえも難しくなってしまったり、呼吸が難しくなったりすることもあります。
発症の20%の人が認知症の症状が現れ、怒りっぽくなったり、やる気が低下してしまったり・・・
予防するには定期的な運動が重要!
現代は忙しい方も多いため、定期的な運動が難しいかもしれません。
週2〜3回の運動が望ましいですが、難しい方は日常生活から変化を加えてみましょう。
いつもエレベーターやエスカレーターを使う方は、階段を使ってみたり、小さいところから体を動かす習慣をつけていきましょう。
記事監修
令和の虎/虎共同開発フジコツー/FUJI-KOブランド/腰痛2800万人を減らしたい/Amazon著書7冊/3度クラファン成功/デジハリ大学院ヘルスケアアワード特別賞/元プロ格闘家