運動は筋肉と頭の劣化を防ぐ!運動不足は健康リスクを高める

運動不足は現代人にした当たり前になってしまいました。

新型コロナウィルス感染症が原因で自宅で過ごす時間が増え、在宅勤務も当たり前になりました。

結果的に家から出る機会が減り、体を動かす習慣がなくなってしまいました。

では、具体的に運動不足はどのような健康リスクを招くのでしょうか。

今回の記事では以下のポイントをおさえながら解説していきたいと思います。

・運動を全くしないとどうなる?

・肥満や体力低下だけじゃない!重篤な健康リスクとは

運動不足に定義はあるの?

まずこの記事を読むにあたり、運動不足の定義について確認しておきましょう。

定義を知ることで、自分が運動不足に陥っているのかを確認することができます。

1週間あたり150分以上の軽い運動(歩行)

または75分以上の運動(ジョギング以上)ができていない人

引用:世界保健機構(WHO)

もちろん個人差はありますので、こちらの数字が全てというわけではありません。

自分自身に照らし合わせて最近の運動を思い出してみてください。

運動を全くしないとどうなってしまうのか?

では、運動を全くしないと人間の体はどうなってしまうのでしょうか?

ここからは、具体的に運動不足に陥ることによって発生する可能性のあるリスクについて解説していきたいと思います。

運動不足により筋力低下に陥る

人間が生きていく上で筋肉は欠かすことができません。

筋肉がなければ体を動かすことができません。

また、運動不足により体力が低下し体の活動量が大幅に低下します。

活動量が減ることにより、筋力低下は加速していきます。

歩く立つといった一般的な運動自体が不可能になります。

趣味や仕事に手がつかなくなってしまい生活の質自体も低下してしまいます。

最終的には精神的にも影響すると言われています。

ネガティブな性格になりその人自体の人格を変化させてしまう可能性もあるということを覚えておきましょう。

運動不足による肥満・生活習慣病に陥ってしまう

運動量そのものが低下すると、消費エネルギーが減り摂取エネルギーが増えてしまいます。

結果的にバランスが崩れてしまい、肥満に発展する可能性があります。

特に注意して欲しいのが、ただの肥満ではなく内臓型肥満です。

内臓型肥満になると、脂質異常症や糖尿病といった治すこと自体が困難な病気にかかる可能性があります。

また、食べなくてもいつも通りの生活が難しくなる生活習慣病のリスクも上がってしまうので注意です。

ロコモティブシンドロームにより介護リスクが高まる

加齢に伴い筋力が低下し、関節や脊椎に病気を発症してしまうのがロコモティブシンドロームです。

骨粗鬆症などの運動器の機能が衰え介護リスクを高めてしまうのです。

放置してしまうと、本当に歩くことも建つことも困難になり介護が必要な状態になってしまうので注意です。

肥満や体力低下だけじゃない!重篤な健康リスクとは

運動不足の危険性について簡単に説明してきました。

ここからはもっと深く掘り下げた健康リスクについて解説していきたいと思います。

最近はリモートワークが一般的になってきて、消費エネルギーが少なくなっています。

肥満や内臓型肥満を発生しやすくなっています。

これらの怖さについては上記の部分で解説しているのでここでは省きたいと思います。

実は、当サイトでも詳しく解説しているのですが、運動不足は免疫力にも大きく影響します。

運動不足は免疫力低下を招きさまざまな病気にかかりやすくなる

内臓脂肪からの炎症性サイトカインによって高血圧や糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病を招く可能性があるということを上記の部分では解説させていただきました。

これらが原因して免疫機能自体を低下させてしまう可能性があります。

免疫力が低下することにより、さまざまな感染症に発症しやすくなってしまいます。

免疫についての記事は当サイトでも詳しく解説していますので以下の記事をぜひ参考にしてみてください。

免疫力を高めるには体温に着目!体温を上げて免疫力をUP

運動不足は非常に危険!小さいことから運動習慣をつけよう

運動は運動不足だと感じた時に行うのでは少し遅いです。

定期的で継続的な運動が必要です。

難しければ、通勤通学時の駅でエスカレーターを利用するのではなく階段を利用してみるなど小さいところから運動習慣をつけていきましょう。

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