お尻は健康に無関係と感じ何のケアもしない人が多くいますが、実は健康という観点から見てお尻はかなり重要です。
当サイトの別記事でも解説していますが、お尻は体の中で重要な部分に分類されます。
お尻は硬ければ硬いほど不調になりやすいことがわかっているのです。
そこで今回の記事ではお尻に重点を置いて以下のポイントを押さえながら解説していきます。
・お尻が硬くなると不調になる理由
・硬い人にありがちな生活習慣
・柔らかくするストレッチ方法(動画)
なぜお尻が硬くなると体が不調になる?
お尻は人間の体の中でも1〜2番目に大きな筋肉です。
筋肉は大きければ多いほど血流も多く、体にとっての役割が大きいのです。
臀部筋(お尻)は様々な筋肉で構成されています。
お尻の筋肉が硬くなれば血流も滞ってしまい不調をきたしてしまいます。
また、血流が悪ければ代謝も悪くなり、筋肉の衰えも加速してしまうため、筋肉量に影響します。
筋肉量が下がれば姿勢をキープするため筋力がなくなり、姿勢が悪くなってしまったり、脂肪を支えることができなくなり垂れ尻になる可能性もあります。
また、お尻の深層筋が凝り固まると腰痛や背中の痛み、膝痛といった痛みの発生の原因にもなりかねません。
もっと詳しく知りたい方は当サイトでもお尻の筋肉と腰痛の関係性について執筆しておりますのでそちらも合わせてご覧ください。
臀部筋(お尻)硬い人はこんな生活をしている!?
お尻が硬い人は生活習慣に共通点があります。
ここからは、お尻が硬い人がやりがちな生活習慣について解説していきます。
長時間座りっぱなしの生活を送っている
現代人はデスクワークに励む人が多いですが、長時間の座りっぱなしはお尻に大きな負担をかけます。
長時間の座りっぱなしに加え、姿勢が悪い場合はもっと負担をかけることになります。
身体はバランスが大切です。
バランスが崩れることにより回復力の低下や筋肉への負担が増えてしまいます。
また、骨盤にズレが生じてしまいお尻が大きく見えてしまう可能性も出てきてしまいます。
長時間の座りっぱなしは避け、定期的に立ち上がりストレッチなどを行いましょう。
姿勢が悪い生活を送っている
猫背の人や胸を反り過ぎているといった姿勢が悪い人はお尻の筋肉を弱めている可能性があります。
姿勢が悪いとお尻の筋肉が弱くなり、骨盤が不安定になります。
同時に姿勢を保つための筋肉が弱るため、姿勢が自然に悪くなってしまいます。
お尻は重力に引っ張られています。
その重力に負けないように「抗重力筋」といった筋肉が働いています。
猫背といった姿勢が悪い人は骨盤が傾きお尻が下がった状態がキープされてしまうのです。
すると、筋肉が上手に活用されず弱くなってしまうのです。
ヒールを履く生活を送っている
女性はわかると思いますが、ヒールを履くと体が前傾姿勢になります。
すると、体の重心も前に偏ってしまい体のバランスを保つことが難しくなります。
重心が傾いてしまうと、骨盤も前傾になります。
毎日ヒールを履く生活を続けてしまうと、脱いでも反り腰といった状態になってしまいます。
反り腰になると、お尻の筋肉が上手に使われずどんどん衰えてしまいます。
股関節が硬い人
お尻の筋肉と股関節は深い関係があります。
股関節は可動域という観点でお尻の筋肉と深く関係しています。
逆に、股関節が硬い人もお尻が硬い!
座った姿勢が長時間続くと股関節の稼働も少なくなり、動きがスムーズでなくなります。
また、骨盤が前側に倒れると腸腰筋という筋肉が硬く凝り固まってしまいます。
すると今まで以上に股関節の動きが悪くなってしまうといった事態に発展してしまいます。
柔らかくするためのストレッチを紹介!
ここからは実際にお尻を柔らかくするためのストレッチを動画で紹介していきたいと思います。
簡単なので、日常生活にどんどん取り入れてみてください。
たった90秒でお尻をふにゃふにゃに!?簡単90秒ストレッチ
股関節が超硬い人向け!柔らかくなるストレッチ方法
ガッチガチのお尻が柔らかくなる!?垂れ、ズレ、腰痛に効果有りのストレッチ方法
お尻が硬くなる原因を探り、柔らかくしよう!
何気ない生活習慣で硬くなりがちです。
普段からの生活を見直して、ストレッチやマッサージを習慣化させていきましょう。
すでにガチガチに凝り固まっている人は、ストレッチなどを取り入れふにゃふにゃに柔らかくしていきましょう。
また、まだ硬くないと感じた方はガチガチにかたまらないようにストレッチやマッサージを取り入れ未然に予防しましょう。
お尻を柔らかくして健康的な生活を取り入れていきましょう!
記事監修
令和の虎/虎共同開発フジコツー/FUJI-KOブランド/腰痛2800万人を減らしたい/Amazon著書7冊/3度クラファン成功/デジハリ大学院ヘルスケアアワード特別賞/元プロ格闘家